2015 Sweet Stream VOL12
長~く渓流釣りをしてくると、あちこちの川に想いを巡らせ
いつかは行ってみたいなあ~
と思う川が人それぞれあるものだ。
私にも、かれこれ15年前位から一度は脚を踏み入れてみたいと思う川がある。
その川に入渓するには自力歩行ではほぼ不可能、ボートでバックウォーターまで行きそこから延々と続く流程の長い川を釣り上がる。
アクセスが結構厳しいとくれば、大物が身を潜めているに違いないとテンションは自然とマックス状態!!
そこで昔からの知人に何度も頭を下げ無理やり渡船の送迎をお願いしてようやく実現したのが今回の釣行な訳です。(Sさん、Yさんありがとうございます)


船旅は片道約30分の航程

普段ほぼ一人の私もここは塩野先輩を拉致りに成功。だって熊がゴロゴロ居そうで恐いじゃないですかね~

私も今か今かと高ぶる気持ちを押し殺すのが精一杯であります。
やがてバックウォーターに着くと素晴らしい水色の流れ込みが僕らを出迎えてくれた。

バックウォーターに何を思うのだろうか??
しばらくはヤマメの好きそうな長い瀬と淵が連続し、人の気配もまるでないのでこれは大漁!?と思いきや!?

思っていたより釣れない。。。。。

イワナはこのサイズが多く想像していたよりも遥かにアベレージが小さい。
思わず本音が漏れる。。。。ここまで来てこのサイズかよと。。。。。お互いに意見が一致。なのでこのサイズではニコパチ撮らせてもらえず。(なぜか僕は勝手に撮られてますけど)
いやいやきっともっと上に行けばヤマメのデカイのも居るし、イワナだってお化けサイズが居てもおかしくないから撮らせてもらえないのは頷けます。
しばらくすると川幅が狭まり本格的なV字谷登場!!
水量も多くウェーダーでは困難だと思いウェットゲーターに履き替えるも生憎の空模様で気温が低く「ひゃっこい!!」



冷たい水の中を私に無理やりウエットゲ-タ-を履かせられ。こちらは「真面目に寒い」を連発!!
ある程度行った所で身の危険を感じ元来たところを後ろ髪を引かれながら川通しで帰る。
途中、中州を見付けては冷え切った身体を温める為にウェーダーに履き替えお互いに暖(談)をとってみたり


源流域の九月半ば、まして雨模様の天気ではウェットゲーターは無謀でした。見たくれはやや微妙ですがせめてウエットタイツが良いですね。
同じ身体が震えるでも寒さじゃなくて
ドデカイヤマメで震えたいですね。
塩野さん?どおします?もう一回リベンジでしょ!?
タックル:塩野 イトウクラフト EXC-510ULX カーディナル3(ヤマワークスチューン) バリバスマックスパワーPE0.6号 リーダー グランドマックス1.5号
ボウイ50S 蝦夷50S DEEP 蝦夷スプーン7g
内藤 イトウクラフト EXC510PUL カーディナル3BP(ヤマワークスチューン) ロンフォートリアルデジテックス プレミアムWX8 0.5号 リーダー グランドマックス1.5号
ボウイ50S 蝦夷50ファーストTYPEⅡ 50S DEEP 蝦夷スプーン7g 10g
一応見せ場も・・・・

ベスト脱いでやっているところにまさかの大物!! このままハンドランディングしたものの直ぐに逃亡劇。
まあ~私らしくてこれもありかなと・・・・













