フェイクベイト
このルアーが入荷するたびにいつも思い出す事がある。まだ量販店に勤めていたころの話。 五月になるとほとんど毎日のように近所の本流に朝練に行っていた。
ふと耳をすませば・・・・・ひばりのさえずりやカッコウの鳴き声など様々な野生動物が宿り自然にみちあふれ生命の息吹を感じられる。
そんな時期だから気候もさわやかで竿を振るのが心地よく感じる季節だ。
私はいつもの場所に入り沖に向かってスプーンを投げていた。 もちろん狙いはサクラマスそんな簡単に釣れる魚じゃないことは良くわかっている。
でもがむしゃらになって投げていた時・・・・・・
私の釣り人生のなかで今もあの時だけしか起こっていない珍事件が起きたのである。
スプーンを沖に向かって投げ流れに乗せ、何事もなかったようにスプーンは下流側から足元に向かって戻って来た。
その時である!! 目の前に飛び込んできた光景はほんとに目を疑うずにはいられない。
なんと びっくり!!スプーンの後ろをチェイスしてきたのは 黒い水鳥
後少しの所で食いつこうとしてる。幸いにもスプーンをピックアップしてしまったのでフッキングはしませんでした。
黒い水鳥は足早に沖に戻って行き、その後何回投げても水鳥は姿を見せてくれませんでした。 はたして沖からずっと付いて来たのか逆引きになった辺りから付いて来たのかは定かではありませんが貴重な体験をさせて頂いたスプーンそれが 「フェイクベイト」
まさに水鳥も見間違うほどのスプーンなんです。

色は全く同じ色。でも仕様はアワビでした。ついついもう一度体験したいと思い結んでみるが・・・・やっぱり叶わずです(涙)








