【Sweet Stream2006】vol.03ビターストリーム?】
皆さんこんにちは。今シーズン3度目のサクラマス遠征です。本当の所、今回の遠征は渓流にしようと思っていた矢先の出来事。友人からの一本の電話により、北上川でサクラマスが釣れてるからそっちの方が良いんじゃない?と言われ、急遽サクラマスに変更。私の今シーズンは2戦2敗の戦績(北上川・赤川)ではあるが、今回は状況がかなり良さそうなので、自ずと全身に気合が入ります。
現地着翌朝9:00。はっきり言ってだめじゃん。途中またしても睡魔に勝てず、国見S.Aで爆睡。一日目、川に立ったのは10時半。漁協のおじさんに今日の状況を聞くと、6本は上がったと言われ、もちろん朝の話ではあるが・・・。とにかく釣れない時間帯だけど、我々首都圏に住む人間にとって東北、北海道はトラウトマンにとっては憧れの釣り場。次に何時訪れる事が出来るかわからないからこの時ばかりは無心になって860を振り続ける。しかし、アタリすらない・・・。サクラマスとは正に修行みたいな釣り。そしてどMな釣りの様な気さえする・・・。結局私は管理事務所下流部のやぶのポイントで心中するものの、ノーバイト。(無理心中じゃないんで、あしからず)初日、何も起こらずして終わってしまう。ちなみになぜやぶに入ったかと?そう!そうなんです。サクラのウロコが沢山落ちていたのでその可能性に賭けたんですが、だめでした。
そして次の日、朝4時半起床。今日も完全にスタートに遅れる。飯野川橋を左折して、管理事務所を目指してアクセルを踏むと...目の前の光景に目を疑う。まだ5時前だと言うのに車の数の多い事。土手の上に駐車している車の台数はまるで桜並木の花見客のようである。ざっと40~50台は止まっている。急いで身支度をし、空いているポイントに入れてもらい、まずは手始めにミノーからキャストをはじめる。しばらくすると私の下流側に初心者とベテランの二人組が入ってきた。どうやら初心者の彼はバスロッドにベイトリールの組み合わせ。サクラマスはどうも初挑戦らしい。ウェーダーも履いていなければ、ランディングネットも背負っていない。果たして魚がかかったら取り込めるのかな?と、私が他人の心配をしてしまう・・・。そんな心配事が見事に的中してしまう。バスロッドが良い感じに満月になっている。片方の友達が一生懸命アドバイスを送る。「あわてるな!落ち着け!!」しかし当の本人はかなりあわてている。私も近づきランディングを手伝おうとした。しかし彼はひるむ事無く一気にサクラマスをゴボウ抜き!!電光石火と言う言葉がぴったりと当てはまる。一連の動作だった。恐れを知らないルーキーとも言うべきか。私はしばしあっけにとられていた。その後、まだ魚は近くに居ると思い、投げ続けたが無情にも私にはアタリは無い。上流側も釣れないのかなとふと見ると、護岸されたブロックの所に垂れ下がったひもが水中までのびている。うん!?よく見たらストリンガーだ。その先には静かにサクラマスが上流に頭を向け休んでいる。という事は。俺、もしかして狙いの場所は良いけど両サイドに釣られているじゃん(笑)。メチャメチャヘコミまくり・・・。
結局そのポイントをあきらめ、友人が朝は直下に魚がさし、日中は下る事があるとの事で、昨日叩いたやぶのポイントでリベンジ。友人と一緒に同行、時折雨も激しく降り、釣り人の数もまばらです。そんな中、私の上に入った友人からヒット!!の声が川面にこだまする。足早に友人の所に歩み寄り、しばし戦況を見つめる。無事ランディングすると、彼は今年北上では2本目と言っていた。この時ばかりは友人がとても眩しく、うらやましく思えてしまった。ヒットルアーは先ほど水中から回収した無名メーカーの赤金のスプーン。それをフック交換してフォーリングさせて糸ふけを取って巻き始めた時だったと友人は振り返る・・・。その後その魚に触発され、一時はメラメラと燃えた闘志も2時間後には鎮火してまたしてもノーバイト・ノーフィッシュである。これじゃスイートストリームじゃなくビターストリームってタイトルを変えようかと思ってしまう今日この頃。ここ1ヶ月魚触ってませんから(笑)。という事で、皆さんまたいつもの様に何処かの流れでお逢いしましょう。 --------








